8Kフルスペック対応フレームシンクロナイザー OEM対応
主な特長と機能
特長
次世代高精細映像8K放送が世界的にも注目される中、国内でも2018年の実用放送が予定され、放送業界では実現に向けた取り組みが進められています。ARIB STD-B58として機器信号伝送を光化して収束する規格(U-SDI )が策定され、従来は約100本のBNC同軸ケーブルで行っていたデータ送信をBNCと同等サイズのU-SDIケーブル1本で大容量の8K非圧縮データを送信することが可能となりました。8Kカメラ等の映像出力機器、編集機、録画装置等の映像入力機器も増えてきており、従来の放送機器同様、2値若しくは3値の基準ビデオ信号を用い、複数機器間のフレーム同期を取る必要性が出てきております。
本機は、ARIB STD-B58に対応したフレームシンクロナイザーとなり複数機器間のフレーム同期の他、音声信号同期を取ることで8K映像、音声伝送品質を向上させることを可能にしました。
コンパクトな2Uサイズでフルスペック 8KSHV映像対応のフレームシンクロナイザー。
最上位の映像フィーマットに対応
超高精細度テレビジョン方式スタジオ規格
画素数7680 ×4320、フレーム周波数120Hz、60Hz
信号形式RGB サンプリング構造4:4:4、映像サンプル
のビット数12bit、映像ダイナミックレンジがHDRの映像に対応。
8K 映像入力 |
---|
自動認識 |
RGB 4:4:4 12bit |
RGB 4:4:4 10bit |
YCbCr 4:2:2 12bit |
YCbCr 4:2:2 10bit |
YCbCr 4:2:0 12bit |
YCbCr 4:2:0 10bit |
8K 映像出力 |
---|
自動(入力と同じ) |
RGB 4:4:4 12bit |
RGB 4:4:4 10bit |
YCbCr 4:2:2 12bit |
YCbCr 4:2:2 10bit |
YCbCr 4:2:0 12bit |
YCbCr 4:2:0 10bit |
Genlock機能
入力された映像・音声を外部同期信号に合わせたタイミングで出力が可能です。
フリーズ機能
入力映像が断、または、データエラーとなった際に、その直前の正常なフレームの映像もしくは黒画像を静止画として、正常な映像信号が入力されるまで保持をおこない、エラー画像表示を防止。
音声同期・遅延機能
補助信号領域に重畳されている音声信号(MADI)の分離を行い、任意の設定時間(0~500ms 内)遅延させたのち、再度映像信号に多重することが可能です。
ログ保存機能
フリーズ機能が動作した日時と発生したエラー、入力映像フォーマット等をログデータとして記録し、出力が可能です。
拡張機能(オプション)
拡張機能とし、MADI 音声入出力が可能。
ブロック図
製品外観
詳細仕様
光入出力 | ・アナログビデオ入力(BNC:75Ω)※525i/59.94(2値)、 1080i/59.94or60(3値) ビデオフォーマット自動認識サポート ・ループスルー ビデオ出力(BNC:75Ω) |
---|---|
外部同期入出力インタフェース | 24Link_INPUT×1Port ARIB STD-B58 準拠 転送レート:10.6912Gbps又は、 10.6912Gbps÷1.001の8B/10B符号データサポート ・Optical_Receiver_Spec Fiber、カプラ挿入損失除く、Fiber OM3時 |
LCD、照光スイッチ | 音声(0~500ms)、映像遅延量(0~1frame)等のパラメータ設定用 |
電源 | 100-240VAC(50Hz/60Hz)給電、最大動作時:160W |
外形寸法 | 435mm(幅)×540mm(奥行)×88.9mm(2U高さ) ラックマウント金具、突起物含まず。19inchラック搭載可能 |
本製品の仕様は、予告なく変更になる場合がございます。
本製品に関するお問い合わせは下記お問い合せフォームまたは、電話で受け付けております。お気軽にお問い合わせください。